衆院選。地元の公民館で投票した時のお話。
公民館の受付で、投票用紙を渡された。
投票用紙には、原稿用紙一枚がついていた。
説明書を読むと、
『立候補者を一名を書き込み、投票した理由について原稿用紙に400字以上書き記してください。もし400字に満たない場合、投票は無効となります。』
と記載されていた。
今回の投票方法は、いい加減な投票を防止する国の施策とのこと。
記入場所の机の前は行列で、ジジババから阿鼻叫喚が聞こえてきた。
「国民の務めとして投票に来てみると驚いた。今時の投票とはこんなに難しいものか。知らん人のことを長々400字も書ける訳ないだろう。政策など何も分からん。ああ、足がダルうなってた。それにワシが書くのが遅いバッカリに、台風の最中こんなに人を待たせておる。困った。さあ困った。迷惑かけている。どうしたもんかのう?それにしても腰が痛いわい。もう選挙嫌い。日本死ね!」ジジババ達は涙声でこう叫んだ。
コメント一覧
日本の行く末を考え抜いた一票も、劇場の熱に浮かされた一票も、万歳の中に、ですね。
ちょうど400字。投票ならぬ、投稿成功ですね^^
イベント好きな僕は400字に参加したかったw