ある女子アナのプロフィール

  • 超短編 360文字
  • ジョーク
  • 2017年10月02日 05時台

  • 著者: でんでろmk2
  • 癌に侵された子宮が摘出された。
    しかし、その中で受精卵は生きていた。
    好奇心に負けた担当医の女医は自身の子宮に着床させ、姿を晦ます。

    数年後、女医の姿は、能登に在った。
    極普通の母娘として。
    そう、あの受精卵の子は、女の子として産まれスクスクと育っていた。

    しかし、そんな幸せさえも束の間だった。

    母娘の前に、謎の紫色の全身タイツの秘密結社トンズラカズラが現れ、娘を寄越せと言って来たのだ。

    母娘の逃避行が始まる。

    母は、医学を使い、旅の途中途中で人々を救いながら、辛くもトンズラカズラから逃げて行く。

    ビッグダディが裸足で逃げ出す様なワールドワイドな逃避行の中、娘は多くのことを学んで行く。

    そして、旅の終着点、トンズラカズラを壊滅に追い込む情報をテレビ局に託し、母は愛娘をもテレビ局に託して、命の炎を燃やし尽くした。

    その娘が、この方です。

    【投稿者: でんでろmk2】

    あとがき

    yahoo!知恵袋で、ある女子アナにテキトーにプロフィールを書いてくれ、というお題があったので、書いたものです。

    なかまくらさんとかにシリアスに書いてもらえたら良いのになぁ。

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    コメント一覧 

    1. 1.

      20: なかまくら

      わ、私ですか(笑
      あれですね、ブラックジャックみたいな感じかもですね^^
      命の大切さを描く物語って、難しいですよねぇ。いつも頓挫してしまうテーマのひとつです。
      いつか、書けたらいいなと思うのも事実なのですが・・・。