月と仲良くなる/決別する

  • 超短編 172文字
  • 日常
  • 2020年03月06日 22時台

  • 著者: ちくたく
  •  満月が満ちる満ちる酩酊した夜に月を拾った。以来、月は僕の座敷に居座っている。月を拾ったその夜は良い上司からの誘いであり、良い上司なのでしこたま飲んで、その結果、朝方に月の彼女の「おはよう」という笑顔を見た。
     しかしながら彼女は月なので欠けてゆく。月は細く痩せていったが、僕たちは仲直りを出来ない。そうして月は、彼女は居なくなった。新月の夜だった。

    【投稿者: ちくたく】

    あとがき

    春は眠たいです。

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    コメント一覧 

    1. 1.

      1: howame

      確かに月というものは、神秘的であり魅惑的で、私たちに満足と喪失を与えてくれる存在なんですよね。私も今眠たくてなんか感想にもならぬことを書いています。


    2. 2.

      20: なかまくら

      一緒にいたから細っていったのか、それとも・・・なんて考えてしまいました。