クリスマスと大晦日の間の金曜日に

  • 超短編 195文字
  • 恋愛
  • 2018年12月27日 20時台

  • 著者: bbren
  • 2年前の今日、私は彼とお別れした。

    クリスマスと大晦日の間。
    確か金曜日。

    一瞬の隙に、あなたは私の前から消えてしまった。

    自分でも信じられないくらい悲しくて一生分泣いて…
    そのあとも全然立ち直れなくて、私って結構引きずるタイプなんだ…と気付いたのは少し時間が経ってからだった。

    もし彼がまた、私の前に現れたら私はどうするのだろう…

    ロウソクの火を見つめながら、私はそんな空想の世界にゆっくり浸っていく。

    【投稿者: bbren】

    あとがき

    タイトルが上手く決まらず…です。

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    コメント一覧 

    1. 1.

      3: 寄り道

      短いのに、女心の揺らめきが、直で伝わりました。
      タイトル候補として "もし彼がまた、私の前に現れたら私はどうするのだろう…
      " という揺らめきと、その揺らいでいるときに見つめている "ロウソクの火" から『陽炎 (かげろう)』が思いつきました。
      大晦日は冬。陽炎は春。時季が違うのはご了承ください。
      切ない女心、大変興味深かったです。
      さらなる更新、待っています。


    2. 2.

      bbren

      寄り道さん:「陽炎」素敵なタイトルですね‼ありがとうございます。
      ゆらゆらとした雰囲気、ぴったりだと思います。