砂原ナオミは神様した世界の終わりと対峙していた。終わりは笑ったような表情で炬燵にいる。「よかでしたら、終わるべき世界について調整したかとですとよ」。
チャイムを鳴らして砂原ナオミのアパートに訪れたのはニコニコしていたそれだった。砂原ナオミはその姿を見てキューピー人形あるいはビリケンさんを想像した。砂原ナオミは恋人と別れた直後であり、先程まで泣いていて、とてもどうでも良い気分になっていた。だから終わりに部屋に上げた。そういうちょっとした事ごとがこのような込み入った状況を羅針盤したのかもしれない。
ところで砂原ナオミはその見た目に反して案外優しい性格でだから失恋したのかもしれない。砂原ナオミは綺麗な女の子だ。あと砂原ナオミの特徴はピアスで緑色の綺麗な石だがそういった装飾的なことは学校として馴染まなかった。高校生である砂原ナオミはそういった場になじまなかった。
砂原ナオミはいろいろ考えたが、世界は終われとそう呟いた。
砂原ナオミはいろいろ考えたが、世界は大丈夫だとそう確信した。
あとがき
大丈夫です。
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