(男性向け)恋愛講座

  • 超短編 1,214文字
  • 恋愛
  • 2018年08月01日 02時台

  • 著者: 1: 9: けにお21
  • ー序章(プロローグ)ー

    愛した女性から、もし「一緒に死にませんか?」、と言われて、一瞬はその人となら死んでも構わないと思った。

    そして次に、一緒に死ぬことが、果たしてその人にとって幸せなのか?と、疑問に感じた。

    待て、と止めることが務めであろう。

    女は、行くときは行く。
    男は、それを止める。

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    ー第1章ー

    一緒になって、死ぬなんて、それが男のすることか?と。

    男なら、女を助けるべきだ。

    仮に身を呈したために、自分が死んだとしても、女だけは死なしてはならない。

    腐った男は、女を殺してしまう。

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    ー第2章ー

    それだけはしてはならない。

    男なら、冷静に対処して、何とか女だけでも助けてやる心意気がいる。

    そのせいで、自分が死のうが、女が助かるなら、それで良いじゃないか?

    一緒になって、死んでしまうなんて男のすることじゃない!

    そんな男は、女を愛してはいけない。

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    ー第3章ー

    こんな深夜に、熱く恋愛を語るw

    今、恋愛の何たるかを探っています。

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    ー第4章ー

    もし女から「今から、一緒に死にませんか?」と甘い誘惑を受けるケースがあっても、次のように対処するべきだ。

    その女の両頬を、パンパンパンパンと平手打ちを食らわせ、「目を覚ませ!しっかりしろー!」と言い、両肩に手を当て、女の体を激しく前後に揺すってもらいたい。

    それが男だ! 学習したまえ。

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    ー第5章ー

    何が言いたいか?と。

    つまり、僕は女を愛する資格がある!

    でも、あまりモテないw

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    ー第6章ー

    仮に、平手打ちし、体を前後に揺すりまくった女から、「何すんのよー!」と言われ、グーで殴られて、挙句の果てに、その女を失う結果になったとしても。

    それでも良いと思えた時に、男はその女を、真に愛した、と言える。

    真の愛とは、そこに見た。

    ふふ、これが恋愛の上級者なのだ。学びたまへ

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    ー第7章ー

    かなり真実の愛に、迫っていると思うのだが、いかがか?

    女は、やる時はやる!

    男が思ってるよりも、女の肝っ玉は座っていて、突撃隊なのだ。

    女を、か弱い存在と、思っている男性は大間違いだろう。全く女を知らない。

    躊躇なく、包丁で刺せる。その危なっかしいところを男が守るのだぞ!

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    ー第8章ー

    相当なる人生経験を積まねば、僕の域には達せられまい。

    ふふ。

    僕は所詮、恋愛三段レベル。

    世の中には、もっと上がいる!

    県代表になるには、少なくとも、恋愛五段以上なければ勝てないだろう。

    精進したまえ!

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    [おわり]

    【投稿者: 1: 9: けにお21】

    あとがき

    僕はこんな真夜中に、いったい何をやってんだろ?

    でも、もう、どうでも、いいねーん。

    ちぇ。

    ううぅ。

    まったく寝れねーw

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