月がきれいだ

  • 超短編 149文字
  • 同タイトル
  • 2017年12月02日 22時台

  • 著者: 1: howame
  • 帰り道を月が照らしている。
    凛とした弓張り月だ。
    家まであともうすこし。
    私の帰る場所。

    友との語らいがどんなに楽しくとも
    時間が来れば、じゃあねと言って
    家路を急ぐ。
    今日は楽しかったかな、
    いやそうでもなかったか。

    何だかわからない想いをかかえて
    帰るべきところへもどる。
    月は静かに私を照らす。
    月はいつもきれいだ。

    【投稿者: 1: howame】

    あとがき

    月を見ながら帰ったときにこんなことを思っていたのかなと考えました。

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    コメント一覧 

    1. 1.

      1: 3: ヒヒヒ

      読んでいるときに、夜道を急ぐ主人公の姿が見えたように思えました。
      少し寂しさのにじむ、素敵なお話でした。


    2. 2.

      1: howame

      ヒヒヒさん、コメントありがとうございます。短くて独りよがりかなと思いましたが、温かいコメントいただけてうれしいです。