戯曲イヴェント企画

  • 超短編 1,273文字
  • イベント企画
  • 2017年05月14日 03時台

  • 著者: 1: 9: けにお21
  • チャットでなかまくらさんと話をしていて、戯曲イヴェントを企画しました。

    とは言え、僕自身、書いたこともないので、練習でなかまくらさんと遊んでみました。

    次が、僕となかまくらさんと、交互に書いた戯曲?です。参考まで。

    [シーン1]

    状況:お城。2人の兵士が門の前で立っている。

    兵士A  おい、聞いたか。
    兵士B  なんだよ。

    兵士A  例の噂だよ。
    兵士B  ああ、あれね、あれあれ。

    兵士A  あれの中身が、見えてこないんだが・・・
    兵士B  噂によれば、王女の命令でやらせているってことだが

    兵士A  ああ、あれね、そう、あれのことさ。分かってるじゃないか。うん
    ・・・間・・・・
    兵士B  なぁ、ここはひとつ、賭けをしようぜ。

    兵士A  いいぜ、あれだよね。噂のあれに賭けをするのだな? 
    兵士B  待て。あれのことだぞ! 分かってるのか! あれを賭けて、俺たちが争うんだぞ!

    兵士A  あれって、あれだろ? 喫茶店の看板娘が可愛いって言う・・・
    兵士B  違っがーーう! あの、すでにちょっと傾いている中庭の建物のことだよ。

    兵士A  ああ・・・あれか。
    兵士B  あれだよ、あれのことだよ。

    兵士A  ・・・で、賭けって?
    兵士B  あの中庭のちょっと傾いた建物には、狼男が住んでいるそうだ。それが事実かどうか、ってことを賭けようってことさ。

    兵士A  マジかよ・・・。
    兵士B  大真面だね、この目がウソをついてるように見えるかい?

    兵士A  じぃーーっ
    兵士B  きらきらりーん

    兵士A  おぇぇええ・・・
    兵士B  おぇぇええ・・・

    兵士A  でも、あの王女なら、やりかねん・・・と思ってしまう俺は不忠義ものなのだろうか・・・
    兵士B  あの王様から、なぜ、あんな娘が生まれてしまったのか・・・

    兵士A  でも、あの建物は王女が建てさせているんだろう?
    兵士B  だから傾いている。この国の未来のようにね。

    兵士A  よし、乗った! 俺は王女は不忠義だから、王女が中庭の建物に狼男を飼っている方に500ギルを賭けるぜ。
    兵士B  よし、俺は狼男なんて実在する訳ないので、飼っていない方に掛ける。

    兵士A  じゃあ、500ギルも手に入ったし、例の喫茶店、行くか。
    兵士B  いや、手に入ってないし、まだ交代の時間でないし。

    兵士A  いやあ、あそこのさ、看板娘ちゃんがさ、もうすぐ休憩はいっちゃうわけ。
    兵士B  だからって・・・

    兵士A  だいじょうぶだいじょうぶ、ちょっとトイレみたいなもんだから!
    兵士B  おい、どうなっても知らないからな~・・・

    二人はける。草むらに不穏な陰


    以上、練習でした。イメージ沸きましたでしょうか?

    上記練習作品については、爪さんから、僕となかまくらさんが、かみ合ってないとw

    さておき、やってみて僕が感じたのは、兵士Aと兵士Bとがごっちゃになってしまいがち。

    あと、地の文がないから、状況を伝えずらい。

    ここらが特徴かなあ・・と。

    あとは、映画の撮影みたいに、シーン1、シーン2みたいに切っていけば、とりあえず話は進めることが出来るっぽい。

    以上、戯曲制作の感想でした。

    どんな感じで、イヴェントをしましょうか?

    漠然と、戯曲とだけ、するのではなく、ある程度テーマを決めて、同じテーマでイヴェントした方が楽しいかも?

    いかがなものでしょうか?

    【投稿者: 1: 9: けにお21】

    Tweet・・・ツイッターに「読みました。」をする。

    コメント一覧 

    1. 1.

      1: 鉄工所

      合作ってお互いのテンションが違うと難しいですね

      でも、空白部分を得意な人が埋めるパターンや、骨子に肉付けするパターンなど、まあ、肉だけでも良いと思うにですが

      以前から書きかけで挫折したものが多くて、自分では書ききれないけど?誰かこのイメージでと

      著作権の絡みがあるので、ゴミ箱入りしたものをひろって各々合作とする見たいのもありかなと思います。

      ただ単に自分が飽きっぽく、パーツ書きしか出来ない側面もありますが

      合作ベースで作れるのは「ここしかない!」気もしています。

      ひとつにアイデアとしてご参考までに


    2. 2.

      1: 9: けにお21

      いいですねー、合作!

      戯曲は演劇のシナリオですが、戯曲の形式にとらわれず、「小説」を合作で書いちゃうイヴェントにしましょうか!

      以前、やったことあるのは、
      ①起承転結の各々を4人で書いてみたり
      ②起承転結のいずれか2つづつを、2人で書いてみたり
      ですねー。

      どんな合作をやってみたいですか? 鉄工所さん!


    3. 3.

      1: 鉄工所

      未完成の贋作とかゴロゴロあるので、この先はどんな感性で書くのだろう?とか

      途中までの作品、この先の展開は得意分野だなぁとか

      テーマに沿った合作でない
      未完成を皆んなで繋ぐみたいな緩い合作

      いや…かえって難しいカモですね〜


    4. 4.

      1: 9: けにお21

      鉄工所さんへ

      そう言えば・・・
      昔、弥生さんって方が、自分が作った作品に、手直しを依頼する企画がありました。

      似たような感じで、「ここまでは書いたのであとは誰か書いて!」的な企画も面白そうですね!

      やってみましょう!

      もっとも僕においては、途中でやめた作品はないので、提供はできませんが、鉄工所さんが持っているなら、提供してくださいな!

      では、イヴェント開催してみます!


    5. 5.

      1: 鉄工所

      ありがとうございます!

      夏らしいのちょっと探して見ます〜