新説 地球の真実 〜 前編 〜

  • 超短編 524文字
  • ジョーク

  • 著者: 3: 寄り道
  • 近年、一般人でも金さえ出し、少し基礎を踏めば、誰でも宇宙に行ける時代になった。
    しかし、地球外に行けても、まだまだ人々には行けないところがある。それはどこか?
    未来? 過去?
    いやいやもっと身近な存在。
    そうそれは、地球の中心。内核です。
    宇宙 (大気圏外) までの距離が、約100km。国際宇宙ステーションまでの距離が、約400km。に対し、内核までの距離は、約6,400km。さらに温度は、約5,000度。
    宇宙よりも遠いし、物凄く高温な場所に、まだ人々の手は届いていない。
    だから、まだ内核の構造はよく分かっていない。しかし、近未来、物理学者の人らによって、内核の全貌が解明され、地球の中心の内核のそのまた中心には、大きな鉱石の塊があると証明される。
    鉱石といっても、内核の熱さにも耐えれるのだから、まだ存在しない鉱石であることは明確である。
    そしてさらに、鉱石の塊があることが証明された年から月日が流れ、地球科学者らによって、地球の中心にある鉱石を肉眼で捉えることに成功する。
    しかしこの成功が、地球全人類に衝撃的なニュースを伝えることとなった。

    地球の中心にある鉱石には、無数の手や足、顔の形をした跡がある、と。

    つまりそれは、この地球は生まれ変わりだ!と発表される。

    【投稿者: 3: 寄り道】

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