バナナの皮殺人事件

  • 超短編 220文字
  • 同タイトル

  • 著者: 1: 鉄工所


  • 殺人事件が起きたとか

    噂は、時に口裂け女の様に伝わる

    そう… 伝言ゲームの様に

    世間では上手く伝わっていない模様で

    所謂、関西のオバチャン状態


    「殺人事件やって、何やったっけ ?」

    「何とか皮…ゆうて」


    野バラの皮

    最中の皮

    化けの皮

    三途の皮 ←

    「ちゃう ちゃうねん」

    ミカンの皮

    餃子の皮

    ワンタンの皮

    「めっさ ちゃう!」

    「ほな…」

    狼の皮を被ったヤギ

    ヒョウ柄の皮を被った関西の …

    「もう、あきまへんて」


    「ほんまに何やったっけ?」

    「せや、果物!」



    リンゴ殺人事件や〜〜


    ……



    鉄工所

    【投稿者: 1: 鉄工所】

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    コメント一覧 

    1. 1.

      けにお21

      お、鉄工所さん、同タイトルやっつけましたか!

      作品は、バナナの皮が、思い出せず、違う皮ばかり出てきたのですねー

      僕も、主人公のように物覚えが悪く、正解に至るまで色々出てきますよ!


    2. 2.

      鉄工所

      このところ遅れがちですから、祭りに向けて遣っ付けナイト!

      皮でイメージしてたら...リンゴが出てきて( *Ꙭ)そこで落ち着いたというシークエンス

      でも、其れはそれで楽しんじゃえと言う好例ですよね〜


    3. 3.

      なかまくら

      皮はどこにいったんだ~~!!!
      オチも決まって、笑わせてもらいました^^


    4. 4.

      ミチャ寺

      あえてバナナが登場しないというスタイルがまた最高ですね((
      「ホンマになんやったっけ」って途中遊んでたんかーい(笑
      とか思いながら読ませていただきました


    5. 5.

      鉄工所

      なかまくらさん

      皮は流れる橋の下
      その皮… ちゃう
      一皮剥けたのですよ^^;


      ミチャ寺さん

      そんなバナナな感じですよね〜(汗)しかも、殺人とは無縁の世界

      途中ね、お茶してましてん(笑)