エンコウ

  • 超短編 300文字
  • 日常

  • 著者: でんでろmk2
  • 街に出る。
    いい予感。
    前髪も一発で決まった。学校抜けるときも何も言われなかった。
    ほらね。早速カッコイイお兄さん発見!
    あれは探してるね!

    「お兄さんイケてんじゃん。お兄さんなら3でいいよ」
    「ホント?えー?でも君カワイイのに慣れてるねー!なんか信じられないなー」
    「そんなんカテーのジジョーだよ。ヤボ言ってると他行っちゃうよ」
    「待って!実は僕縛るの好きなんだ。上乗せするから手首だけ……ね?」
    「えー?ウケる。上乗せって?」
    「君カワイイから3!」
    「えっマジ?」
    「マジ」
    「じゃ特別」

    「あの事件は酷かったね」
    「縛られた上に酸だものな」
    「確かめないのかね?」
    「正直に言う奴がいるか?」
    「言われて着いて行く奴がいるか?」

    【投稿者: でんでろmk2】

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    コメント一覧 

    1. 1.

      なかまくら

      いい予感って、なんだろう・・・と思いましたね。
      いい予感なんてしなければ良かったのに。
      誰かが、水を差してくれれば良かったのに。


    2. 2.

      鉄工所

      違いますよ
      お縄頂戴で
      拘留3ですよ

      今回は特別に…