月がきれいだ

  • 超短編 131文字
  • 同タイトル

  • 著者:1: 3: ヒヒヒ
  • 本当に大事なものは、なくした後に気づく。

    僕らが気づいた時には、手遅れだった。

    見上げる先にはロゴが、世界的飲料のロゴが。

    夜が来るたびに、幼い子たちが指を指す。

    「だれがつきにおえかきしたの?」

    「つきはむかしからああだったの?」

    違うよ。

    違う。

    全然違う。

    月は、昔の月は、

    【投稿者:1: 3: ヒヒヒ】

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    コメント一覧 

    1. 1.

      ちょっとググらないとわかりませんでした。某コーラの企業でしょうか?(?)月を買い取って巨大な広告にしたという話だったら面白そうです。


    2. 2.

      なかまくら

      んーなんでしょう? 京都とかでは景観を守る条例が確かあるんですよね。
      広島駅近くのローソンの外装は赤色だったような?(広島カープだから)
      それぞれが気を遣わないで、自分勝手なことをしていたら、きれいなものは守れませんね、なんて思いました。


    3. 3.

      howame

      同タイトル始まらないな~と思っていましたが始まりましたね。採用ありがとうございます。
      うーんこれは月がもうなくなってしまった世界なのでしょうか。ネオンだけの世界なのかな。


    4. 4.

      ヒヒヒ

      わあわあみなさんこんばんは。コメントありがとうございます。

      なかまくらさん>実は「月を買い取って巨大な看板にした」というお話でした。ちょっと書き込みが足りませんでした。京都ではマックが茶色と聞いたことがあります。個々人の自由を取るか、景観を取るか……難しいトレードオフですね。

      howameさん>始まらない! と思ったので慌てて書きました。月が広告に利用されたお話でした。ネオンでライトアップされた月……それはきれいだとしても、今見ている月とは別物ですね。

      桜さん>名前を言ってはいけないあの会社(何)のお話です。ご明察です。次回書き直すときは、皆さんの頭に広告がぱっとひらめくくらいのわかりやすさで書きたいと思います。