癌に侵された子宮が摘出された。
しかし、その中で受精卵は生きていた。
好奇心に負けた担当医の女医は自身の子宮に着床させ、姿を晦ます。
数年後、女医の姿は、能登に在った。
極普通の母娘として。
そう、あの受精卵の子は、女の子として産まれスクスクと育っていた。
しかし、そんな幸せさえも束の間だった。
母娘の前に、謎の紫色の全身タイツの秘密結社トンズラカズラが現れ、娘を寄越せと言って来たのだ。
母娘の逃避行が始まる。
母は、医学を使い、旅の途中途中で人々を救いながら、辛くもトンズラカズラから逃げて行く。
ビッグダディが裸足で逃げ出す様なワールドワイドな逃避行の中、娘は多くのことを学んで行く。
そして、旅の終着点、トンズラカズラを壊滅に追い込む情報をテレビ局に託し、母は愛娘をもテレビ局に託して、命の炎を燃やし尽くした。
その娘が、この方です。
コメント一覧
わ、私ですか(笑
あれですね、ブラックジャックみたいな感じかもですね^^
命の大切さを描く物語って、難しいですよねぇ。いつも頓挫してしまうテーマのひとつです。
いつか、書けたらいいなと思うのも事実なのですが・・・。