糠に釘

  • 超短編 363文字
  • 日常

  • 著者: 一禅
  •  私の仕事は大工。この世界になくてはならない仕事だ。といっても私の大工としての仕事は他とはちょっと違う。どんな仕事かって?よくぞ聞いてくれた。私は糠に釘を打つ仕事をしている。あまり聞き慣れないかもしれないが以外にこれは大変だ。なにせそう簡単には釘を打ち込めないからね。ちょっとなら特別に見せてやってもいいが誰にも言っちゃいけないよ。実はね、バックに入っているこの釘はね、糠にさすと非常に美味しい漬物が作れるのさ。人間も針治療はするだろ?それといっしょさ。ちゃんとしたところに釘を打てば最高のものができる。だけどちょっとずれると決して美味しい漬物は出来ないんだ。私はこの仕事を天職だと思っている。
     大工さんは誇らしげであった。しかし周りの住民は全くこれを信用していない。みんなはこの大工をそろってこう言う。彼はぬか喜びしてるってね。 

    【投稿者: 一禅】

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    コメント一覧 

    1. 1.

      なかまくら

      誰か、漬け物屋に転職させてあげてくださいww
      きっと、この大工は、「何を言う、大工こそが天職だっ!」って言って、聞かないんだろうなぁ、というところまで想像しました^^!!

      ところで、実は私、このサイトの管理人をしておりまして、
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      他の作者さんの作品が、どんどん流れていってしまうのを防ぐ目的があります。
      他の作者さんの活動を尊重しながら、活動していただければと思います。ご協力お願いします^^


    2. 2.

      一禅

      はい、すいませんでした・・・
      気を付けます。
      コメントありがとうございます!!


    3. 3.

      けにお21

      ちゃんと打てば美味い漬物になる。

      マジ?

      釘打ちの漬物を食べてたい!

      イメージ的には酸味がキツソウなw


    4. 4.

      ヒヒヒ

      ぬか喜び(笑) 座布団一枚! 面白かったです。


    5. 5.

      結城沙月

      初めまして。
      途中まで一人称、それも語りかけのような内容が突然、第三者が彼と言っているので少し違和感があります。
      ですので、最初の大工さんに「」を付けるだけで良くなると思います。大工さんという職業に目を付けたのは凄いですね。
      以外にの部分などの誤字は気にしなくても良いレベルだったので、アイデアが生きていると思います。
      失礼しました。


    6. 6.

      一禅

      みなさんコメントありがとうございます!!
      参考にさせていただきます